カブは内臓の働きを活性化して心身を軽快にする効果がある

カブは内臓の働きを活性化して心身を軽快にする効果がある

カブは別名でカブラ、カブラナ、アオナ、クキタイ、スズナと呼び春の七草のひとつに数えられます。日本人とカブの付き合いは古くて、古事記にはすでにその記述があります。持統天皇の時代には栽培が推奨されていました。

 

カブは内臓の働きを活性化して、胃もたれや胸やけを解消して、心身を軽快にする効果があります。特に根には消化酵素が含まれていて、胃腸の弱い人には適しています。また体内にある余分な水分を取り除き解毒する効果、さらにのどの渇きを癒す作用があります。なかでもカブの持つ解毒作用は外用した時にも発揮されます。

 

カブは急性乳腺炎、陰嚢腫の治療にも用いられる他にも、しもやけやひび、あかぎれ、虫刺されにも役立ちます。日本ではカブの根の部分を食用しますが、中国ではすべての部分を食用します。春には若芽、夏には葉、秋には茎、そして冬は根というぐあいです。カブの根の部分の栄養素は大根に似ていて、デンプンの消化を助ける酵素がたくさん含まれています。しかし、ビタミンA、B2、C、カルシウム、鉄、食物繊維など、生活習慣病に効果を期待できる栄養素は葉の方がずっと豊富です。

 

古い時代には根よりも葉の方が好まれてきましたが、実際、葉には亜鉛をはじめとするミネラル成分がたくさん含まれています。ですから葉を捨ててしまうのはもったいない事です。ですがカブの葉はアクが強めですから、した茹でする必要があります。またカブ特有のにおいが気になる人は香辛料をうまく使い、食べやすくするようにすると良いでしょう。またカブにはグルコシノレートという物質が豊富に入っています。この成分はアブラナ科の野菜が有する強い抗がん物質で、カブは他の野菜に比べても特に含有量が多いと言われます。世界中の中でも日本がカブを多く産出しています。実は日本はカブ大国なのです。カブを手に入れるには恵まれた土地に住んでいるのですから、カブ料理のレシピを増やしてもっと積極的に食べたい野菜です。
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